「最近、タップルで出会った相手のことがモヤモヤ…」
「タップルで知り合った彼、もしかして既婚者かも？」
「タップルの彼女から金銭の支援を要求されてるけど信じて大丈夫？」
そんなご相談が、2025年現在も探偵の元へじわじわ増えています。
便利な出会いが増えた一方で、その「気軽さ」が悪用され、既婚者が独身のフリをして潜り込むケースや、ロマンス詐欺による被害が後を絶ちません。
これらは単なる恋愛の悩みにとどまらず、ストーカー、暴行、脅迫、器物損害、不同意性交といった男女トラブルの引き金になったり、人生を左右する金銭的な被害に発展したりすることも少なくありません。
この記事では、2025年最新状況を踏まえ、素行調査や身辺調査に進む前にできる安全な調べ方、ロマンス詐欺の注意点、そして人探しが必要になるときの考え方を、やさしくまとめています。
探偵の現場感：タップル発の男女トラブルが増える理由
「手軽さ」の裏に潜むリスク
2025年現在、タップルを初めとしたマッチングアプリを使うのは普通、完全に生活インフラの一部となりました。
しかし、プロフィール情報がポンッと手軽に作れる分、相手の素性がぼやけやすいという特徴があります。
特にタップルのような大手アプリでも、プロフィールの多くは「自己申告」が中心です。
免許証などで年齢確認は行われていますが、独身証明書の提出までは必須ではないケースが多く、ここに既婚者が独身のフリをする「すり抜け」が生じるのです。
軽い気持ちで始めたアプリでの出会いが、やがて本気の交際に発展し、後になって「実は相手に家庭があった」と発覚する…。
そこから男女トラブルがドドッと大きくなり、慰謝料請求といった法的トラブルに巻き込まれる相談が急増しています。
「恋愛×お金」のロマンス詐欺の巧妙化
既婚者トラブルと並んで多いロマンス詐欺の手口も年々巧妙化しています。
AI翻訳の発達によって、昔のようなカタコトの日本語はなくなり、自然な会話で、数週間〜数ヶ月かけてじっくりと信頼関係を築きます。
特徴的なのは、「恋愛×お金」を巧みに絡める点です。
「二人の将来のために投資が必要だ」
「君だけに教える特別な方法がある」
と甘い言葉を積み重ね、信頼がピークに達したタイミングで、海外送金や暗号資産（仮想通貨）の購入を求めてきます。
こうしたケースでは、早めの調査や正しい調べ方がカギです。
被害が拡大してからでは取り返しがつかないこともあります。
浮気調査や身辺調査に進む前に、まずは自分で安全に確認できることから始めましょう。
タップルなどマッチングアプリで既婚者か見抜くヒント
「相手は本当に独身？」 ここが最初の、そして最大の関門です。
マッチングアプリ、とくに利用者の多いペアーズでの注意点を、ムリなくできる調べ方で紹介します。
必ず探偵が注目する「4つの違和感」
違和感①：曖昧な時間帯しか会えない【生活リズムの矛盾】
例）土日や祝日はいつも「仕事」や「用事」。会えるのは平日昼間や夜遅くの短時間だけ。
これは既婚者の典型的なサインです。
家族と過ごす時間を確保するため、どうしても連絡やデートの時間帯に偏りが出ます。
相手の「会える時間」「連絡が取れる時間」のパターンを記録しましょう。
違和感②：住まいと勤務地の話がいつもズレる【設定ミス】
例）「都内在住」と言っていたのに、詳しく聞くと埼玉の話題が多い。
例）「大手メーカー勤務」のはずが、カレンダー通りの休みではない。
同じ駅名でも路線が違うなど、細部の矛盾は赤信号です。
また、食事をして別れる際にどの路線に乗車するかを確認するのもオススメです。
違和感③：SNSの友達が極端に少ない／古い投稿しかない【作り込まれた仮面】
FacebookやInstagramを教えてもらったけれど、投稿が数年前で止まっている、または友達が極端に少ない。
これはロマンス詐欺や既婚者が、身バレを防ぐために作った“見せかけアカウント（サブ垢）”の可能性があります。
違和感④：写真がいつも室内・同じ角度【特定回避のテクニック】
送られてくる写真が、いつもホテルのような室内や、背景が分からないアップの写真ばかり。
これは生活感を見せないための工夫かもしれません。
日常のやり取りの中で写真を送ってもらえる関係ならば、背景（壁紙、家具、外の景色）も重要なチェック材料です。
ポイントは「違和感」を見つけること
お金・暗号資産の話が早いのも、ロマンス詐欺の王道パターンであり、ペアーズでも一定数見られます。
先程紹介した4つの違和感について、プロの調査へ進む前に「うーん？何かおかしいぞ」というポイントを見つけることが重要です。
くれぐれも無断で勝手に相手の家を見に行く、尾行するなどの違法行為は極力やめるようにしましょう。
危険ですし、ストーカー規制法に触れる恐れもあります。
そして、何より、相手が白だった場合、あなたの価値を下げることになります。
法律を守る調べ方と身辺調査へ進む判断
探偵として、一番伝えたいことがあります。
それは、「やってはいけない調べ方」（＝倫理的に避けた方がいい調査）があるということです。
絶対にNGな行為（違法リスク）
- 無断で相手のスマホに触れる、パスワードをこっそり開く（不正アクセス禁止法違反など）
- 位置情報アプリ（GPS）を勝手に入れる（不正指令電磁的記録供用罪など）
- 勝手に他人の家をのぞく、敷地に入る（住居侵入罪など）
これらは、たとえ相手が悪くても「ダメ、絶対」です。
あなたが加害者になってしまい、逆に訴えられるリスクがあります。
何よりもパートナーに「これは違法行為をして得た情報だよ」と言うことが出来ますか？
安全で合法な「記録」の残し方
では、どんな調べ方が安全でしょうか？
それは、「事実の記録」です。
- 会話やチャットのスクリーンショットを保存（日時が分かるように）
- 会った日・時間・場所・支払い方法をメモ（手帳やスマホのメモ機能でOK）
- プレゼントのレシート、タクシーの領収書など保管
- カレンダーやメッセージの“矛盾”を記録
この段階でモヤモヤが濃くなったら、いよいよ身辺調査の出番です。
- 浮気調査: パートナーの不貞行為（浮気）の事実を確かめる調査。「いつ・どこで・だれと・何をしたか」を客観的な証拠（写真や動画）で押さえます。
- 身辺調査: 交際相手や取引相手の素性（氏名、住所、勤務先、家族構成、過去の経歴など）を広く確かめる調査です。
男女トラブルの行き先（別れたいのか、関係修復したいのか、まずは話し合いたいのか）により、必要な調査の種類が変わります。
プロに相談する際は、この「記録」があるだけで話がスムーズに進みます。
ロマンス詐欺のサインとお金を守る初動
ロマンス詐欺は、時間をかけて信頼という土台を作ってから、最後にドカンとお金の話を持ち出します。
甘い言葉→困りごとの共有→お金のお願い、という階段をコツコツ上ります。
マッチングアプリやタップルから始まることも全然珍しくありません。
次のサインにピンと来たら、すぐストップです。
ロマンス詐欺の危険なサイン例
サイン①：「年上の男性が好き」と猛アプローチしてくる
20歳以上の年齢差があるのに、「同世代は子供っぽくて無理」「あなたのような頼りがいのある人がいい」と、男性の自尊心を満たす言葉で急速に距離を縮めてきます。
サイン②：「結婚したいけど、借金（奨学金）がある」と告白
「一緒になりたいけれど、私には借金があるから迷惑をかける」と泣きつきます。
「借金を返せば結婚できる」**と思わせ、金銭を肩代わりさせようとします。
サイン③：「親の病気」「ストーカー被害」など“不幸”が続く
「親の手術費が必要」「ストーカーから逃げるための引越し費用がいる」など、緊急性が高く、断りにくい理由で金銭を要求します。
サイン④：ツーショット写真や自宅を頑なに拒む
「恥ずかしい」「親にバレると面倒」などの理由で、一緒に写真を撮ることを嫌がります。
また、免許証などの身分証を見せず、本名や本当の住所を教えないのが特徴です。
お金を守るための初動
お金を守る初動はシンプルです。
・手順①：「送金前に一度、深呼吸をして踏みとどまる」
・手順②：「証拠（チャット履歴や送金依頼の文面）を保存する」
・手順③：「第三者に相談する」
ロマンス詐欺の疑いが強いときは、早めの調査が役立ちます。
被害額が大きくなってからでは証拠や素性を隠蔽されて回収が困難です。
被害が広がる前に、相手の素性を身辺調査で確認し、「実在する人物か」「言っていることは本当か」を確かめる判断も大切です。
人探しと身辺調査が必要になるときの準備
「連絡がプツン…音信不通。」 心配で胸がギュッとなるとき、人探し（所在調査）の検討が始まります。
マッチングアプリで知り合った相手が突然消えるのは、既婚者の発覚を恐れて逃げた、ロマンス詐欺の完了、あるいは別の金銭トラブルの回避など、いろいろな理由がありえます。
人探しや身辺調査に進む前に、以下の流れで情報の整理をしましょう。
ここまでの整理が早いほど、人探しの成功率は上がります。
もちろん、合法と安全は最優先。
無断で相手の私物をあさる行為は避けてください。
男女トラブルの延長で人探しを行う場合も、記録と証拠の保全がカギになります。
相談前チェックリスト（相手情報と証拠の整理）
専門家へ身辺調査や人探しの相談をスムーズにするために、次のメモを用意しておくと安心です。
「どんな調べ方がいいか分からない」でも大丈夫です。
言葉にしづらい気持ちも、そのままメモしてOKです。
調査のゴールがハッキリすると、身辺調査・人探しのどちらを優先するかがスッと決まります。
おわりに：安心へ進む小さな一歩
男女トラブルは、心がザワザワ、気になって仕方ない、夜もぐっすり眠れないことがあります。
ですが、マッチングアプリやタップルで出会った相手の違和感を小さく切り分け、できる調べ方から一歩ずつ進めれば、状況はきっと整理できます。
- 既婚者の可能性
- ロマンス詐欺の疑い
- 音信不通で人探しが要るかも…
そんなときも、記録を残して、合法と安全を守って、必要な調査（身辺調査や人探し）へ進むことで、道は拓けます。
不安は「見えないから大きい」ものです。見える化の先に、話し合い、関係の修復、あるいは新しい生活の準備という選択が広がります。
つらいときは、ひとりで抱え込まず、信頼できる第三者に早めに相談してください。
調査が必要と判断された場合は、私たちカモシカ探偵社が、その一歩を全力でサポートします。
・確実に証拠を掴みたい！
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