【尾行=ストーカー?】探偵の調査が違法でない理由について

あなたは尾行という言葉にどのような印象を持っているでしょうか。

尾行なんて誰でも出来ますよね?
・ただ後ろを付け回したらいいだけですよね?


大抵の方は尾行に対して後ろをついていくだけの簡単なアクションというイメージでしょう。

一方で探偵への相談を検討している方や探偵を始めたばかりの方からは次のような質問を受けます。

尾行ってストーカー行為にあたらないんですか?

相手の後ろをずっと付け回しながらプライベートを探る活動をしているのでストーカーと思うは自然でしょう。

しかし結論から言うと、探偵の尾行はストーカー行為にはあたりません。

今回はなぜ探偵の尾行がストーカー行為にあたらないのかについて大阪・神戸を初めとした関西一円で活躍する現役探偵がおこたえします。

目次

探偵の尾行は法律で認められている

そもそも探偵の尾行は適正な調査方法の中の一つとして認められています。

GoogleやYahoo!で「探偵業法」と検索してみると探偵が業務として出来る調査手法の中に「尾行は大丈夫ですよ」と記載されています。

探偵業の業務の適正化に関する法律
(第二条)この法律において「探偵業務」とは、他人の依頼を受けて、特定人の所在又は行動についての情報であって当該依頼に係るものを収集することを目的として面接による聞込み、
尾行、張込みその他これらに類する方法により実地の調査を行い、その調査の結果を当該依頼者に報告する業務をいう。

ストーカー行為との違い

いくら法律の中で探偵の尾行が仕事の一部と認められていたとしても、やっていることはストーカーと変わらない、と感じる方もいるでしょう。

探偵の尾行がストーカーではないことを説明するにはストーカーの定義を確認する必要があります。

ストーカーは何者?

後ろからつけてくる人に対して手当たり次第にストーカーと決めつけるのは正しくはないように思います。

ストーカーはあなた(=尾行対象者)に好意を寄せているが振り向いてもらえないなどの不満による心の隙間を埋めるために付きまとっています。

つまりストーカーとは
恋愛感情が伴った動機で尾行をしていると定義することができます。

ストーカーについては以下の記事も参考になります。

ストーカーの依頼は基本NG

探偵の尾行自体はストーカー行為にあたりませんが、ストーカーの依頼を受けて尾行する行為は問題があります。

対象者に対して恋愛感情を持っている依頼者が自分で尾行出来ないから、変わりに探偵に依頼してプライベートを覗き見して欲しい、という相談は実際にあります。

もちろん、このような依頼は受けることが出来ません。

しかし調査目的(依頼者の言い方による)によっては依頼を受けれるケースもあるのは事実です。

やり過ぎには注意?

探偵の尾行が国から認められているといって安心しきると痛い目に遭うこともあります。

実際、過剰な尾行によって警察にお世話になってしまう現場の探偵は数多くいます。

他人の生活は脅かしてはいけない

探偵の尾行で警察沙汰になるとしたら、ストーカー行為によるものではなく、尾行対象者の生活を脅かしたことが大きな原因になります。

探偵業の業務の適正化に関する法律
(第六条)探偵業者及び探偵業者の業務に従事する者(以下「探偵業者等」という。)は、探偵業務を行うに当たっては、この法律により他の法令において禁止又は制限されている行為を行うことができることとなるものではないことに留意するとともに、人の生活の平穏を害する等個人の権利利益を侵害することがないようにしなければならない。

探偵もストーカー同じ

先程、いくら探偵の尾行が合法でも相手の平穏な生活を害してはいけないと説明しました。

簡単に言うと付きまとわれている相手が怖いと感じた時点で、その人から見たら探偵であろうがストーカーと同じ認識なのです。

この辺りが探偵=ストーカーと疑問を持たれてしまう原因なのでしょう。

自分で尾行はやめた方がいい

ここまで探偵の尾行がストーカーにはあたらないという解説をしてきましたが、届出をしていない探偵以外の方が尾行するのはやめた方がいいでしょう。

相手によってはストーカー規制法の対象になるのはもちろんのこと、万が一バレてしまい警察のお世話になると、社会的立場にも大きな損害を受ける可能性があります。

探偵なら警察から事情聴取を受けても、守秘義務の観点から依頼主であるあなたの情報を漏らすことは絶対にありませんが、自身の尾行でトラブルになってしまうと、あなたが被る不利益はどれだけ大きいかが分かると思います。

まとめ

今回は探偵の尾行がストーカーにならないのか?についてお答えしました。

・適切な調査方法として認められている点
・ストーカーの違法行為には含まれない点

これらから探偵の尾行はストーカーにならないと説明できます。

一方で探偵の尾行で大きなトラブルに発展して警察沙汰になることもあります。

依頼者の要望に応えるために業務の一環として尾行をする探偵ですが、大きなリスクと隣り合わせにいると言えます。

また自分で尾行する行為は対象者との関係性次第で社会的立場に大きなマイナスになるので一度探偵社への相談をした方がいいと言えるでしょう。

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