パートナーが頻繁に風俗通いをしているかもしれない…
と不安に感じたことはありませんか？
探偵をしていると
「風俗通いは浮気に入りますか？」
「風俗嬢に慰謝料請求はできますか？」
という質問を非常に多くいただきます。
確かに知らない相手（近年は女性用風俗の店も増えています）と性的行為を行うので浮気に入ると考えることが出来る一方で相手はプロだから浮気に入らないと考えることもできます。
今回はそんな風俗は浮気に入るのかの質問を探偵目線でお答えします。
＜風俗はどんなことをする場所？＞
風俗と一言で言っても様々な種類のお店が存在します。
探偵の調査依頼で特に多いのは「デリバリーヘルス」と「ソープランド」です。
「デリバリーヘルス」とは相手（女性）が自宅やホテルといった特定の場所に行ってそこで性的なサービスを提供する形態のお店です。
「ソープランド」とは入浴施設のある一室で女性に性的なサービスを受けることの出来るお店です。
近年はこれに加えてアプリで知り合った上で特定の場所で待ち合わせをしてラブホテルなどで性的サービスを行うような業者（個人もいる）も出てくるようになりました。
どの風俗店にも言えることですが、「性的なサービス」を個室の中で行っており、キャストとの交渉次第では本番行為が出来るケースもあります。
風俗は浮気に入るのか？
探偵は浮気の定義を肉体関係を持っているかどうかで判断しています。
つまり相手がプロと言えどもお互いが裸になり、陰部を見せ合っていると想像出来る風俗店は浮気なのです。
パートナーの風俗通いが発覚したらどこのお店に通っているのかを確認した上でどのようなサービスをしているのかを調べてみてください。
少なくともここで挙げた「デリバリーヘルス」や「ソープランド」は浮気と判断して間違いありません。
風俗は良しとする文化がある
先程、風俗は浮気であると断言しました。
しかし、実際のところ、男性は例えバレたとしても風俗くらいいいじゃないかという考え方を持っている方が多いという印象を受けます（依頼者談）。
ひどい方だと「素人だとかわいそうだから風俗で我慢してやってるのに！」とパートナーに逆キレしてサレ側のストレスが溜まって別居や離婚の検討に繋がるケースにまで発展するのです。
風俗嬢に慰謝料請求は出来ない
風俗通いをするパートナーのトラブルで多い質問に
相手女性に慰謝料請求出来るのか？
というものがありました。
特に性的サービスを行う相手女性への慰謝料請求が可能かどうかは気になる点だと思います。
結論から言うと「デリバリーヘルス」や「ソープランド」で勤務する女性への慰謝料請求は難しい場合が多いです。
これはなぜかと言うと風俗店は肉体関係を前提に性的サービスを行う業務として一般的に理解されているからです。
簡単に言うと仕事（＝プロ）としてやって来たお客様に対してサービスを行ったに過ぎないのです。
相手女性からすると浮気や不倫という認識は全くありません。
あくまで仕事なのです。
風俗嬢に慰謝料請求が出来るケース
風俗嬢に慰謝料請求は出来ないと言いましたが、例外で慰謝料請求が認められるケースもあります。
それが店を通さずに個人的に連絡を取り合い継続的に肉体関係を持っているケース。
探偵の現場ではキャバクラやラウンジ、メンズエステで働く女性と店舗外でデートをして男女関係になってしまうパターンが王道ですが、少なからず風俗嬢とそういった関係になる対象者もいます。
風俗嬢は対象者からの好意に対して対価をもらわず（お互い同意した上で対価を払う男性もいる）に店外で肉体関係を持ったことになるので、これは相手の家庭を壊すキッカケになったと考えるには十分な理由です。
まずは証拠集めを
風俗通いが発覚したパートナーに対する感情は人それぞれですが、
・吐き気がする
・許せない
・辞めて欲しい
といった気持ちになる方が大多数だと思います。
特に仕事の付き合いで１回や２回程度行ったのではなく、毎月２回以上は通ったり辞めて欲しいと頼んでもこっそり通い続けるような状況だと離婚を検討される方いらっしゃると思います。
その場合は風俗通いで夫婦仲が悪くなったことを証明するための継続的な風俗通いへの証拠集めを最初に行わなければなりません。
具体的には次のような証拠が集めやすいです。
・風俗嬢とのLINEのやり取り
・風俗店への予約や通話の履歴
・店舗の領収書
・風俗通いを辞めると言った音声
・風俗店への出入りの映像
実際、風俗通いだけで別れる決断をするのは非常に難しいので、離婚前提ではなく、話し合いのために証拠集めをするのはパートナーの対応を見て今後も関係を続けてあなたが後悔しないかどうかを見極めるために大切なことです。
まとめ
今回は風俗は浮気になるのか？をテーマに慰謝料請求の可否や離婚すべきトラブルなのかについてお答えしました。
風俗通い自体は浮気になりますが相手女性への慰謝料請求は認められないケースが多いです。
しかし、店の外でデートして肉体関係を持つのは例外なのでパートナーの風俗通いのレベルを探ることが非常に重要になります。
別れるかどうかの判断は急には出来ない方が大半なので、まずは証拠集めをした上でパートナーと話し合いをして風俗通いを辞めさせれるようにもっていきましょう。
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