

マッチングアプリで出会った彼(もしくは彼女)との交際が順調に進んでいたのに、ある日、相手が「もしかして既婚者?」と疑ってしまう出来事が起きたとします。
実際、マッチングアプリには既婚者であることを巧みに隠し、独身と偽って関係を持とうとする人が紛れ込んでいます。
もし、あなたが相手を既婚者と知らずに付き合っていた場合、相手のパートナーから慰謝料を請求されたらどうなるのでしょうか?
「私が騙されたのに、どうして?」と戸惑うかもしれません。
この記事では、あなたが慰謝料を請求される可能性があるのか、そしてその場合の対処法について、実際の探偵の現場の事例を交えてわかりやすく解説します。
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慰謝料を支払わなければならないかどうかの基準


結論から言えば、マッチングアプリで出会った相手が既婚者で、肉体関係を持っていた場合、相手の配偶者から慰謝料を請求される可能性はあります。
しかし、必ずしもあなたが慰謝料を支払う義務があるわけではありません。
どのような場合に慰謝料の支払い義務が生じるのか、具体的なケースを見ていきましょう。
悪意や過失があるかどうか


慰謝料を支払うのは「既婚者と知っていた」場合です。
マッチングアプリで出会った相手が既婚者だと知っていて肉体関係を持った場合、あなたは慰謝料を支払う義務があります。
もちろん、お互いに「独身だと思っていた」と嘘をつくこともできます。
しかし、以下のような状況証拠が揃ってしまうと、その主張を覆すのは非常に難しくなります。
インスタの投稿で既婚者と分かっていた


探偵の現場で何度か見た事例ですが、マッチングアプリで知り合った男性の妻のインスタグラムを、女性側がフォローしているケースがありました。
妻のアカウントには、たくさんの家族写真が投稿されており、その中にあなたの知っている男性が写っていることもあります。
このような場合、「既婚者とは知らなかった」という言い訳は通用しません。
口頭で「自分は既婚者だ」と聞いていた


付き合いが長くなると、パートナーに疑問を感じ、「本当のことを言って」と問い詰めた経験があるかもしれません。
もし、そこで相手から「実は結婚しているんだ」と直接告げられていたら、悪質性は高いと判断されます。
探偵の現場では、飲食店で二人が「既婚者と知らなかったことにしよう」と口裏を合わせている会話が録音された事例もあります。
関係が長い場合、最初から既婚者だと知らなかったと主張するのは難しいでしょう。
パートナーの自宅に入ったことがあった


マッチングアプリで不倫をする人の中には、配偶者が仕事で家を空けるタイミングを見計らって、自宅に相手を招き入れるケースがあります。
自宅に入れば、室内の雰囲気から「他にパートナーがいるな」と簡単に気づくはずです。
探偵の現場でも、夜勤の夫が家を出た後、マッチングアプリで知り合った若い男性を自宅に招き入れる妻の事例がありました。
たとえ口頭で「既婚者だ」と聞いていなくても、自宅への出入りの証拠が押さえられてしまえば、言い訳は通用しません。
悪意や過失がない場合


もし、あなたが相手が既婚者だと知らなかったと判断されれば、慰謝料請求を拒否できる可能性は高まります。
特に、マッチングアプリで不倫を企てる既婚者は、あなたを騙すために以下のような嘘をつき続けています。
口頭で「未婚である」と言われ続けた


たとえあなたが相手に不審な点を感じていたとしても、「結婚はしていない」と明確に告げられていたなら、既婚者だと確信するのは難しいでしょう。
この場合、あなたに悪意や過失があったとは言えません。
周りの人物にも既婚者であることを隠していた


マッチングアプリでの不倫が上手い人物は、あなたに「独身だ」と信じ込ませるため、わざと親しい友人や同僚に会わせることもあります。
もちろん、彼らは不倫に協力しているため、非常に悪質な手口です。
しかし、共通の知り合いがいることで、たとえ少し疑いがあっても、相手が既婚者だと見抜くのは難しいでしょう。
慰謝料請求されないための対策と手順


マッチングアプリで出会った相手が既婚者だった場合、あなたが慰謝料を支払うかどうかは、「既婚者だと知っていたか」が基準になります。
もし、今お付き合いしている相手に少しでも不審な点を感じているなら、大きなトラブルに発展しないよう、以下の手順で対策しましょう。
既婚者かどうかを見分ける


ほとんどのマッチングアプリでは、登録時に独身であることを証明する書類の提出は義務付けられていません。
そのため、既婚者が独身と偽って利用している可能性があります。
万が一に備えて、相手を見極める力が必要になります。
連絡の取り方が不定期


既婚者が不倫相手と連絡を取る際、家族と過ごす時間帯を避けるのが一般的です。
たとえば、平日の20時以降や週末にまったく連絡が取れなくなる場合は、既婚者である可能性が高いでしょう。
また、電話を嫌がる傾向が非常に強く、「普段は電話しないようにしているんだ」といった言い訳をしてくることもあります。
直接会える場所やタイミングが限定的


マッチングアプリで出会って何度かデートを重ねた後、正式に付き合い始めて肉体関係を持ったにもかかわらず、会う場所や時間がいつも限定的なら、既婚者である可能性が非常に高いです。
特に、頻繁に肉体関係を持っているのに、会う場所がホテルやあなたの家ばかりで、相手の家に招いてくれない場合は、何か隠している事情があると考えて間違いないでしょう。
一貫性のない発言内容


マッチングアプリで不倫をしている人は、配偶者と浮気相手で態度や言動を変えなければなりません。
そのため、聞かれた質問に対して以前と違う答えを言ったり、話の内容に矛盾が生じたりします。
関係を断ち切る


お付き合いしている相手が既婚者だと確信を持てたなら、すぐにでも関係を断つべきです。
しかし、交際期間が長かったり情が移っていたりすると、簡単に別れるのは難しいでしょう。
決定的な証拠がなく、一人で悩んでいるなら、探偵に身辺調査を依頼するのも一つの方法です。
近年、マッチングアプリに関する既婚者問題の調査は珍しくありません。
もし相手との将来を真剣に考えているなら、賢い選択と言えるでしょう。
証拠を整理して保全しておく


無事に関係を断ち切れたとしても、数カ月は油断できません。
なぜなら、相手のパートナーの配偶者が、あなたが別れるまでの間に不倫の証拠を掴んでいる可能性があるからです。
もしもの時のために、あなたが「騙されていた」ことを証明できる証拠を、しっかりまとめておきましょう。
【慰謝料請求に備えた証拠の例】
・パートナーとのやり取りのスクリーンショット
・パートナーの発言を記録したICレコーダーの音声
・探偵による身辺調査の報告書
弁護士への相談


マッチングアプリで付き合っていた元パートナーのことを忘れた頃に、相手の配偶者から内容証明郵便が届くケースもあります。
通知書には、慰謝料の振込先や支払い期限が記載されており、突然の請求に慌ててしまうかもしれません。
しかし、冷静に対応すれば大丈夫です。あなたが「相手が既婚者と知らなかった」という証拠を準備しておけば、全く慌てる必要はありません。
すぐに支払いに応じるのではなく、まずは弁護士に相談し、アドバイスをもらいましょう。
それでも慰謝料請求されてしまったら?


相手の配偶者から慰謝料請求をされてしまった場合、通常は以下の流れになります。
ここでは、今後考えられる慰謝料請求の流れと、あなたが取るべき対応について解説します。
慰謝料請求の連絡があなたのもとに来る


マッチングアプリで付き合った相手が既婚者だった場合、その配偶者か代理人を通してあなたのもとに慰謝料請求の連絡がやってきます。
【慰謝料請求のされ方について】
内容証明郵便
慰謝料の金額、支払い期限、振込先などが記載された書面が郵送されてきます。これが最初で最も多いケースです。
電話や突撃
あらかじめあなたの身辺を調べられていた場合、相手の配偶者から直接電話がかかってきたり、会社から帰宅する途中で声をかけられ、近くのカフェで話し合いするケースもあります。
突然のことに驚くかもしれませんが、まずは相手の言い分を落ち着いて聞きましょう。
もし、あなたが相手に騙されていたという証拠が揃っているなら、慌てて支払いに応じる必要はありません。
あなたが既婚者と知らなかったかどうかの判断


あなたが慰謝料を支払うかどうかは、相手が既婚者だと知っていたかどうかが最大のポイントです。
相手の配偶者は、すでに何らかの証拠を持っている可能性が高いです。
だからこそ、あなたもこれまでに集めた証拠をもとに、自身の主張をしっかり伝えましょう。
場合によっては、弁護士を立てて交渉を進めることもあります。
示談する


今まで探偵として見てきたマッチングアプリのトラブルは、当事者同士の話し合いで解決するケースがほとんどでした。
あなたが集めた「既婚者であることを隠されていた」という証拠が認められ、相手の配偶者が納得すれば、慰謝料を支払う必要はなくなります。
もし相手が弁護士を立てて交渉を有利に進めようとしてきたら、あなたも弁護士に相談してください。
適切な慰謝料の額や、支払いを避けるための交渉方法についてアドバイスをもらい、必要であれば正式に依頼することも検討しましょう。
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マッチングアプリで既婚者と出会い、思わぬトラブルに巻き込まれるケースは珍しくありません。
しかし、正しい知識を持っていれば、必要以上に恐れることはありません。
最も重要なポイントは、あなたが相手を既婚者だと「知っていたか」「知ることができたか」です。
「本当のところはどうなんだろう」と疑問を抱えたまま関係を続けてしまうと、相手の配偶者から慰謝料を請求される、という思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。
あなたの未来を守るためにも、既婚者かもしれないという不安は払拭しておき、冷静な対応を取れるようにしておきましょう。
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