【探偵調査の闇!】完全成功報酬でよくあるトラブルの実態について

もしあなたが今まで一回でも探偵の調査を検討したことがあるなら聞いたことがあるかもしれませんが、調査料金の説明で完全成功報酬というプランを紹介されたことはないでしょうか?

いわゆる以下に類する文言が入ったものになります。


証拠が取れなければ0円!

調査が成功しなければ0円!



「探偵+地名」等で検索すると”浮気の証拠が取れなければ調査料は一切いただきません!”といったタイトルや説明文を数多く目にするでしょう。

確かに0円!という見た目や響きは探偵を依頼する側からすると魅力的に映ります。

しかし、調査が終わって蓋を開けてみると、相談時点で聞いていた内容と違ったという体験エピソードが寄せられるのも完全成功報酬には多いのです。

今回はそんな完全成功報酬によく見られるトラブルの実態についてお答えしたいと思います。

目次

なぜ0円なのか?

依頼する人からすると調査がうまくいかなかったらタダだからラッキーと感じてしまう完全成功報酬ですが、そもそもどうして0円なの?と疑問に思ったことはないでしょうか。

数多くの探偵業者が”成功しなければ0円!”のプランを採用しているのには次の3つの理由のいずれかにあてはまることがほとんどです。

①高額な売上を期待出来る

探偵調査するというのは思ったよりお金の掛かることです。

人件費を中心に調査で使用する車両やカメラや特殊機器、さらに移動に伴う交通費など何かと諸経費がかさむため、探偵業者からすると0円で調査するのは大きなリスクがあるのです。

競馬のオッズと似ていますが、倍率の高い調査案件に対してリスクを伴った投資をする代わりに、当たった時は高額の調査料金を受け取れるという考え方です。

この成功報酬の金額は200万円~300万円が相場といったところでしょう。

②確約された案件でしか受けない

先程の”高額な売り上げを期待できる”と関連しますが、探偵社からすると成功しなければ赤字確定なので、基本的に絶対に失敗しない調査が完全成功報酬の対象となります。

依頼者からの相談経緯やターゲットとなる人物と浮気相手の関係性を詳細に伺った上で”問題なく証拠が取れる”と判断されると完全成功報酬プランがオススメされます。

③問合せを増やすためのキャッチコピー

一般的に割高なイメージが強い探偵調査において”0円!””タダ!”というフレーズは探偵を探している人に強い印象を与えます。

つまり問い合わせのキッカケを作るために完全成功報酬のプランを導入しているのです。

こういった探偵業者は依頼者側から質問しない限り、時間料金やパック料金といった完全成功報酬以外のプランを提案してくるのが大きな特徴と言えるでしょう。

完全成功報酬プランについて

それでは探偵調査における完全成功報酬について詳しく説明していきます。

探偵社にとっての成功

まず初めに完全成功報酬の「成功」とは何をもっての成功なのか?

このような疑問を感じるのではないでしょうか。

探偵社によって多少の違いはありますが、プラン提案の際に以下のような説明を受けます。

成功を定義する事例
・ラブホテルの”入り”と”出”の撮影を2回出来たら成功とみなします。
・浮気相手の居宅内に出入りしている様子を3回撮影出来たら成功とみなします。

依頼者側からすると浮気現場や回数が明示されていて非常に分かりやすいかと思います。

依頼者にとっての成功

探偵社側が考える成功条件の具体例を紹介しましたが、本当に先程の条件が成功と言えるのでしょうか。

依頼者視点で考えると浮気の証拠を取ること成功の本質的な条件になります。

もっと言えば仮に裁判になっても浮気と認められる証拠が取得出来なければ成功とは言えないのです。

ラブホテルや居宅内での出入りは浮気を証明するための骨組みでしかありません。

成功の定義の擦り合わせが大事

ここまでで探偵社側と依頼者側で成功の定義に違いがあることが分かりました。

調査の案件によってラブホテルを使うとは限りませんし、浮気相手の居宅に出入りするとも限りません。

つまり浮気調査における成功の定義はケースバイケースなのです。

相談段階でターゲットの行動パターンに沿った浮気の証拠の定義(=成功条件)を詳細に取り決めしておくのは非常に重要といえます。

迷ったら第三者の見解を入れる

近年は浮気の手法も多様化しているため、一昔のようにラブホテルで一発OKというよりかは外でのツーショットやLINEのやり取り履歴、ビジネスホテルでの密会映像など、様々な状況証拠の積み重ねで法的に問題の証拠を立証していく案件の方が圧倒的に多くなりました。

そのため弁護士といった法律に詳しい専門家の客観的な視点は重要で成功報酬の定義もこの第三者の見解を取り入れるべきなのです。

探偵から「成功しました!」と言われても弁護士に証拠を見せて「不十分です!」と言われたら払い損になります。

完全成功報酬でよくあるトラブル

次に完全成功報酬で起こりがちなトラブルについて詳しく説明していきます。

①調査が進行していない

一つ目は契約をしたが、調査が前に進んでいないというパターンです。

一般的に完全成功報酬プランの調査日時は探偵社が任意に決めて実施していることが多いため、他の案件との兼ね合いや探偵社側のモチベーションであなたの依頼が後回しにされる可能性があるのです。

調査の進行が中断されてしまうと1番証拠を取りやすかった絶好の機会を逃すことに繋がります。

こういった機会を失わないためにも調査担当者へは怪しいと思われる日時の伝達や調査の進行具合のこまめな確認は必須です。

もし担当者から冷たかったり、高圧的な態度を取られたら、調査が円滑に進んでいないサインなので他社への乗り換えを積極的に検討しましょう。

②思っていた結果と違う

先程、成功の定義が探偵社側と依頼者側で相違していることがあると述べましたが、完全成功報酬のプランではこの相違をキッカケに大きなトラブルに発展することがあります。

具体的には相談時に受けていた説明と調査終了後に探偵社が出してきた報告内容に大きな違いがあるという意味になります。

弊社のInstagramのDMに完全成功報酬に関する体験談をいただいたことがあるのでご紹介します。

Aさん(大阪在住/32歳)の事例
私には行き先も告げずに急に家を出ていった妻がいます。初めの探偵社で妻の別居先の特定をしていただき、何度か生活状況を確認してもらうと、浮気相手と思われる年下男性が現れました。その探偵社でデートシーンな妻の別居先で相手男性が出入りするシーンを一回撮ってもらったのですが、弁護士から密会時間が短いことから少し証拠として弱いという意見をいただきました。私としては泊まっていることが分かる証拠を狙っていたのですが、両名が接触するタイミングに調査日が中々ヒットせず…。初めの探偵社では時間料金で契約していたのもあり、このまま不安な日々を過ごすくらいなら高額ではあるが絶対に証拠を取ってくれる完全成功報酬プランの探偵社に変更しました。相談時には証拠に加えて、浮気相手の名前はもちろん、勤務先や家族構成まで洗い出しますよ、という旨の説明を受けていました。しかし。一ヶ月後にいただいた報告書を確認すると妻と相手男性がマンションのエントランスを出入りしている写真のみだったのです。しかもその映像は小型カメラで撮ったであろうな不鮮明なもので、本人達を知らない方々から見たら誰か分からないレベルなのです。また実地調査に伴う2人のツーショットはなく、面談時に担当者が言っていた相手男性の素性については何も調べていなかったのです。担当者の方に確認したところ、「契約書にはあくまで’不貞の立証をもって’と記載されています。」の一点張りで泣き寝入りせざるを得ない状況となりました。。。

このように完全成功報酬プランにおける成功の定義でトラブルになる恐れがあるので、契約書の記載内容の確認はもちろんのこと、担当者の発言はボイスレコーダー等で記録として残しておいた方がいいと言えます。

まとめ

今回は探偵の調査プランにおける完全成功報酬にスポットライトを当てながら、よくあるトラブルについて解説しました。

完全成功報酬は結果が出なければ0円という魅力がある一方で、依頼する側と調査する側で証拠に対する認識のすれ違いがあり、報告を受けると思っていたのと違うという結末を迎えることもあります。

ここまでやってくれるという明確な定義を確認の上、契約書内容にその旨の記載があればお得な調査プランとなり得ますので相談時の時にはしっかり確認するようにしましょう。

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※成功の定義は案件毎に事前に依頼者様と取り決めも行っています。

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