【ストーカー対策】着拒の設定&されていないかの確認方法について

あなたは特定の人物からのしつこい電話で悩まされたことはありませんか?

・職場の先輩や後輩
・最悪な別れ方をした元カレ
・アプリで一度だけあった異性


外面(そとづら)は普通でも、執念深い一面を持った人間は沢山いるものです。

現状、「もうかけてこないで」とこちらから伝えても、定期的に電話をかけてくるような相手がもしあなたの身近にいるのならば、大きなストーカートラブルに発展する前に対策を講じておく必要があります。

通話に関するストーカー被害でまず簡単に出来る対策と言えば着信拒否(=着拒)です.

今回は着拒に関する正しい手順と実際に着拒されているかの確認方法についてストーカーから逃げる方法を発信している現役の探偵が解説したいと思います。

目次

着信拒否の正しい手順について

しつこい通話を求めてくる相手に対して着信拒否をする方法は主に2つあります。

①履歴から着拒する方法
②設定から着拒する方法


以下、それぞれの設定方法について解説していきます。

①履歴から着拒する方法

これが一番簡単な方法になります。

通話をしたい時に使う「電話アプリ」を開くと一番下の項目に左から2番目に「履歴」という箇所があるので着拒したい番号の一番右の
「i」のマークをタップします。

ページが変わって画面を一番下までスクロールすると「この発信者を着信拒否」という箇所が出てくるのでタップします。

設定自体は以上で、現状、しつこい電話をしてくる人物がいるのなら表示されている名前や番号の右横に(5)のような形で表記されていると思うので、早急に着拒の設定をするようにして下さい。

②設定から着拒する方法

この方法は元々、連絡先番号を登録していた相手を着拒するのにオススメです。

特に、嫌な別れ方や離れ方をしてしまい、これといった明確な理由はないが、何となく関係を断ち切りたいと感じる人物がいる方も少なくはないでしょう。

ホーム画面の「設定」から「電話」を選択して「着信拒否した連絡先」をタップします。

一番下に「新規追加」の箇所があるのでタップして登録している連絡先一覧から着拒したい人物を選択したら設定は以上となります。

非通知も着拒することは出来る

あなたに対して強い執着心を持ったストーカー予備軍のような相手は非通知で電話をかけてくることもあります。

非通知の着信が頻繁にある方は、もしかすると特定の相手が一方的に連絡をしてきている可能性もあるので着拒の設定をした方がいいでしょう。

ただ、iPhoneの設定からだとシステム上、完全な着信拒否までは出来ないので、自身が契約しているキャリアのサービスを通じて非通知の着拒設定を行います。

①ドコモユーザーの方

ドコモには「番号通知お願いサービス」という非通知の着信拒否を設定出来るサービスがあります。

手順
①iPhoneから「148」に電話をかける
②音声ガイダンスが流れるので「1」をタップして完了

下記に公式のガイドを引用したので参考にしてやってみてください。

②auユーザーの方

auには「番号通知リクエストサービス」という非通知の着信拒否を設定出来るサービスがあります。

手順
①iPhoneから「1481」に電話をかける
②音声ガイダンスが流れるのでそのまま通話終了して完了

※着拒を解除したい場合は「1480」に電話をかけます

③ソフトバンクユーザーの方

ソフトバンクには「ナンバーブロック」(110円/月)という非通知の着信拒否を設定出来るサービスがあります。

手順
① My SoftBank からナンバーブロックの申し込みを行う
②iPhoneから「144」に電話をかけて設定完了

非通知の着拒は相手にバレる?

非通知からの着信を拒否しているスマホに電話をかけると以下のようなアナウンスが流れます。

「お客さまの電話番号を通知しておかけ直しください。」


つまり各キャリアで非通知の着信拒否の設定を行うと相手にはバレてしまいます。
※後ほど解説しますが、特定の人物に関する着拒設定は相手にバレないので安心して下さい。

しかし、そもそも非通知設定の電話を取らない方は多いので、あまり気にする必要なないと思います。

着拒されているかの確認方法

次に自分が相手から着信拒否されていないかの確認方法について解説していきます。

一定期間の間で相手に電話を何度かけても繋がらない場合は相手に会話することを拒否されている可能性が極めて高いので諦めて欲しいのですが、中には着信拒否されているかどうかを確かめたいという人もいるでしょう。

着拒されているかの簡単なチェック方法は主に2つあります。

①音声ガイダンスで確認する

相手に電話をかけて以下のようなアナウンスが流れたのを聞いた経験はあるのではないでしょうか。

「おかけになった電話をお呼びしましたが、お出になりません」

同アナウンスはあなたにとって

①一定時間電話に出ない人
②通話拒否のボタンを押した人
③あなたを着拒している人


のいずれかに当てはまる相手になります。

②切断音で確認する

着信拒否されているかを確認する上で最も精度が高い方法がこの切断音をチェックするやり方になります。

もしあなたが着信拒否されていたら呼び出し音も流れず、即座に次のような音声が流れてきます。

「プー・・・プー・・・」

もちろん相手が他の人と通話中でこの音声が流れることはありますが、何度かけても切断音が流れる状況が続いたら十中八九、あなたは相手から嫌われています。

執着を捨てて今すぐ身を引くようにして下さい。

まとめ

今回は着信拒否をテーマに簡単な設定方法と自分がされているかの確認方法について解説しました。

過去の探偵の依頼の中にはしつこい電話をしてくる相手の所在特定や警察への相談のサポート業務といった内容のものが数多くありました。

ストーカー予備軍といって相手への恋愛感情が満たされない感情を満たすため、無言の電話や非通知設定による電話を頻繁にかける人間は沢山います。

少しでも心当たりがある方はまずは着拒の設定から初めて、相手からの連絡を遮断するようにして下さい。

ストーカー対策の基本は相手から逃げる(距離を遠ざける)ことから始まります。

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