浮気疑惑があるパートナーが何も言わずに子供を連れて自宅を出て行ってたら…
あなたはどう思いますか?
あなたはどう行動しますか?
パートナーが急に家出するなんてドラマや映画だけの話だろう、と考えているかもしれませんが、探偵の世界では頻繁にある依頼の一つなのです。
そして自分事になると、とりあえずパートナーに電話やLINEしか出来ません。
当然、相手とは音信不通状態が続き、どこにいるのかも分からない状態が続きます。
何となく過ごしている矢先に離婚調停の申立て書が自宅に届くのです。
こうなればあなたは一気に離婚トラブルの渦中に巻き込まれることになります。
今回は浮気を疑われるパートナーを持っている方が別居前後でした方がいい事についてお答えしたいと思います。
※今回は便宜上、とりあえずすぐには別れたくない方向けの記事内容となっています
別居とは
探偵調そもそも夫婦間における別居とはどういう意味なのでしょうか。
広義で別居は婚姻関係の破綻を示す大きな要因の1つに数えられています。
パートナーのどちらかが自宅を出て実家やマンションなどを借りて別々に暮らすわけですが、この別居期間が長ければ長いほど夫婦の婚姻関係は破綻していたと認められることになります。
別居には理由が必要
先程、”別居=婚姻関係の破綻”のような意味合いで記載しましたが、全ての別居が婚姻関係の破綻に通ずる訳ではありません。
以下、離れて暮らすことを決めた夫婦に良く見られる事例を3つ紹介します。
①単身赴任
正確には単身赴任は別居になりませんが、パートナーの仕事の都合で離れて暮らすケースはあるでしょう。
②子供の進学
単身赴任同様に、別居扱いにはなりませんが、子供の進学や将来の夢を叶えるために夫婦が離れて暮らすケースはあるでしょう。
③性格の不一致
別居扱いになるのが性格の不一致を理由にパートナーが勝手に自宅を出ていくパターンになります。
特に浮気疑惑があるパートナーではモラハラやDVを言い訳にして別居を始めるケースが散在されます。
パートナーの嘘に騙されるな
探偵に相談や依頼に来られる調査事例では先程の性格の不一致を理由(そもそも見当もつかないという方も多数いらっしゃいます)に別居されたというケースが大半です。
パートナーの別居前の行動を思い出してみて、
「浮気している可能性がある」
かつ
「あなた自身に過失がない」
ということでしたら以下の手順で対策を打つようにしましょう。
手順① パートナーに愛を伝え続ける
まず大前提として別居期間が長くなればなるほど婚姻関係は破綻しているとみなされ、婚姻関係が破綻した状況下での浮気の証拠は認められない可能性の方が高いのです。
そこでまず初めにする事は別居したパートナーに対して愛を伝えたり、自身の非を認めつつ、戻ってきて欲しい旨をアピールし続けることです。
基本的に別居した側から積極的な連絡は望めないので、あなたから連絡を取るようにしましょう。
手順② 定期的に家族の思い出を作る
手順①を日々出来たら次は家族で定期的に会う予定を無理矢理作るようにします。
特にお子様がいる家庭でしたら子供の行事をキッカケに家族が集まる予定を作ることが出来るでしょう。
この際、必ず家族の集合写真を撮っておくようにしましょう。
1番の目的は別居はしているが、婚姻関係までは破綻していないように見せるためです。
手順③ 浮気の証拠集めをする
別居期間中と言えども、客観的に婚姻関係が破綻していないと見なされれば浮気の証拠は生きてきます。
別居前に浮気相手とのLINEのやり取りの証拠やドライブレコーダーの映像、ボイスレコーダーの音声などはありませんか?
別居前に証拠集めが出来ていなかった方はパートナーの別居後の行動調査から証拠を集めるしかありません。
人間、離れて暮らしていると行動が大胆になるもので、別居前に浮気していたなら別居後は浮気相手との接触頻度を確実に増やします。
小さなお子様がいても保育園に預けている間に別居先に招き入れることは可能ですし、悪質な場合はお子様に対して育児放棄に近い扱いをして浮気相手と遊ぶような方もいるくらいです。
以下の記事で自分で証拠を取る方法を紹介しています。
なるべく早い行動を
ここまでパートナーに別居されたタイミングで取るべき方法を紹介しましたが、もう1点重要なことがあります。
それがなるべく早く動くということです。
パートナーに別居された方の大半は時間が経てば戻ってくるだろう、とどこかで楽観視してしまいますが、放置しておくと離婚調停を申立てられる羽目になります。
パートナーに弁護士がついて離婚調停を申立てられてしまうと、あなたは直接やり取り出来なくなり婚姻関係を継続させるための手段を一気に失ってしまうのです。
離婚協議が始まればその後の証拠は認められにくくなるので相手が動く前に離婚調停を申立てられない立ち回りが必要になります。
まとめ
今回はすぐに別れたくない方向けに急にパートナーが別居した時に取るべき方法について解説しました。
ポイントとしてはパートナーよりも早く手を打つことで夫婦関係が破綻していないような対策をしながら水面下で証拠集めをしていくことです。
調停を申立てられ、実際に離婚協議が始まると婚姻関係はすでに破綻しているとみなされてしまいます。
もし、今、あなたの夫婦生活に別居という2文字が脳裏に横切るならパートナーが急に出て行かないように接し方を変えたり、浮気の証拠がないかを探るようにしましょう。
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