もしあなたがiPhoneユーザーなら「探す」というアプリを一度は聞いたことがあるのではないでしょうか？
万が一iPhoneを無くしてしまった場合に他のiPhoneから自分の端末がどこにあるか調べることの出来る便利な機能です。
「どこにあるか＝位置情報」を調べることが出来るということは上手く活用すると浮気調査にも使うことも出来ます。
バレるのを覚悟でGPSを仕掛けるくらいなら「iPhoneを探す」で調査をした方が発覚も避けられるのではないでしょうか。
そこで今回は「iPhoneを探す」を使った浮気調査の具体的な手順と注意点について、大阪・神戸を中心に関西一円で活躍している現役探偵がおこたえします。
これからパートナーの浮気調査で位置情報の共有を検討している方の参考になればと思います。
「探す」で調査するために準備するもの
まず初めにお伝えしなければならないのは「iPhoneを探す」を使って浮気調査するには一定のハードルがあるということです。
あなたのiPhoneからパートナーの位置情報をいつでもチェックするため、以下の物を準備するようにしましょう。
1、電話番号
2、パートナーのiPhone
3、スマホを触る時間
電話番号
一つ目はパートナーの電話番号です。
「探す」で位置情報を確認するためには「iCloud」というサービスから設定を進めることになります。
ここでAppleID（＝電話番号）の入力を初めに求められるので準備しておきましょう。
電話番号が設定されていない場合はメールアドレスの入力が求められるので準備しておいた方が確実です。
パートナーのiPhone
「探す」で浮気調査の下準備をするにあたってパートナーのiPhoneが必ず必要になります。
設定時に相手のiPhoneを操作するので、触る機会があるかを検討しましょう。
スマホを操作する時間
「探す」を設定するためには自分のiPhoneとパートナーのiPhoneが同時にある状況を作る必要があります。
ここが最大の難所で、普段からパートナーの行動観察をしながら、10分から15分程度、バレずにiPhoneを操作出来るタイミングがないかを探りましょう。
パートナーのスマホを触るタイミングの例
・深夜3時の寝ている時間
・パートナーがお風呂に入ってる時間
・自宅にスマホを忘れたタイミング
「探す」で浮気調査をする手順
それでは「iPhoneを探す」で浮気調査をするための具体的な手順について解説します。
パートナーのiPhoneを確保して、バレずに操作出来る時間が作れたら下記のようにご自身のiPhoneと並べて設定の準備に取り掛かりましょう。
設定が完了すればパートナーの位置情報を追跡出来るようになります。
①iCloudにログイン
「iPhoneを探す」はAppleが提供しているクラウドサービス「iCloud」から進めて行くので、あなたのiPhoneで下記のサイトにアクセスします。
②電話番号を入力
上記のサイトにアクセスすると真ん中に「サインイン」というボタンがあるのでタップします。
「AppleIDでサインイン」と出てきますが、ここは無視してページ下の「パスワードをお忘れですか？」をタップするようにしましょう。
「パスワードをリセット」という画面に案内されるので、ここにパートナーの電話番号を入力します。
サインインをタップした後の画面
「パスワードをお忘れですか？」をタップ
パートナーの電話番号を入力
③確認コードを入力１
先程の画面で電話番号を入力すると「確認コード」という画面に移ります。
「”パートナーの電話番号”を使用」をタップすると「確認コード」の入力を求められます。
同時にパートナーなiPhoneに6桁の確認コードが届くので、その数字を入力します。
パートナーの電話番号をタップする
あなたのiPhoneにコード入力が求められます
パートナーのスマホに確認コードが届いています
④パスコードを入力
パートナーのスマホに届いた6桁の数字を入力すると、「パスコードを入力」という画面に移ります。
ここではあなたが設定している6桁のパスワードを入力するようにしましょう。
⑤新しいパスワードを入力
パスコードを入力すると「新しいパスワードを入力してください」という画面に移ります。
現在、パートナーが設定しているAppleIDのパスワードをここで変更していきます。
数字および英文字の大文字と小文字を含んだ新規のパスワードを入力します。
ご自身でパスワードを作るのが苦手な方は下記の自動でパスワードを作成してくれるサービスを活用しましょう。
⑥確認コードを入力２
先程の手順で新しいパスワードを入力すると「パスワードが変更されました」という画面に移ります。
同時にパートナーのiPhoneに「AppleIDサインインが要求されました」という画面が表示されるので、「許可する」をタップすると6桁の確認コードが表示されます。
6桁のパスワードをあなたのiPhoneに入力するとパートナーのiCloudに無事ログインすることが可能になります。
⑦「探す」で位置情報を確認
あなたのiPhoneでパートナーのiCloudにログイン出来たら「デバイスを探す」から位置情報が確認出来るようになっているかを確かめましょう。
ここまで出来たらいつでもパートナーの位置をチェックでき、浮気調査の下地が出来上がります。
あなたのiPhoneでパートナーの
位置情報が確認出来るようになりました！
「探す」を使う上でのデメリット
ここまでパートナーのiCloudにログインして「探す」を使うための手順を紹介しましたが、デメリットも沢山あるので注意しましょう。
①信頼関係が崩れる
パートナーにバレない状況で「探す」の設定したといっても、後に発覚する可能性は十分あります。
例えば、確認コードが届くメッセージの受信履歴をあなたが削除し忘れたとしましょう。
後日、パートナーがそのメッセージ履歴を見てしまうと、何者かにスマホを触られていたことが発覚しまいますし、おそらく一番にあなたが疑われるでしょう。
証拠を取るため、という気持ちからの行動でパートナーとの信頼関係にヒビが入ることは理解する必要があります。
②位置情報は証拠にならない
・仕事に行っていると聞いていたが、パートナーの位置情報が観光地にある
・飲み会に行っていると聞いていたが、パートナーの位置情報がホテルにある
「探す」の画面をスクリーンショットして、パートナーに突き付けたとしても浮気の証拠にはなりません。
現場を抑えてこそ、初めて確実な証拠を獲得することが出来たと言えるのです。
あくまでも位置情報は証拠取得のためのサポートアイテムくらいの認識で考えるようにしておきましょう。
まとめ
今回はスマホの位置情報を使った浮気調査の中でも最もポピュラーな「iPhoneを探す」について紹介しました。
リアルな探偵の現場でもパートナーのiCloudに自由にログイン出来る状態を使って、日常的に位置情報をチェックしている方もいらっしゃいます。
鈍感なパートナーなら浮気現場を抑えるための大きな手助けになります。
しかし、一度でもバレてしまうと、お互いの信頼関係が一瞬で崩れ去るほどのダメージもあるのが事実です。
パートナーとの未来を考えた上で位置情報の共有は慎重に考えるようにしましょう。
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