「パートナーの浮気が発覚…！」
今、この記事を読んでいる方は似たような状況にあるかもしれません。
現在の日本における離婚率は約30%で結婚したカップルの3組に1組が離婚して、珍しいことではなくなりました。
しかし、実際、自分の身に「夫婦の危機」が訪れたらどのように立ち回ればいいのか分からない方も多いかと思います。
今回は大阪で活躍する現役の探偵が浮気が原因の離婚に焦点を絞って準備しておきたいものと離婚の手順について解説していきます。
はじめに
浮気を初めとした「夫婦の危機」に晒されたあなたの選択肢は基本的に2つです。
それは「修復」と「離婚」です。
大阪や神戸で浮気調査を依頼される方の過半数はまず、修復の可能性を探りたいという気持ちの方が多く、調査結果を元にパートナーと浮気相手の関係性や気持ちがどこまで向いているかを確認して、修復出来るかを検討されています。
修復出来るかどうかの判断について
修復の可能性が高いケース
パートナーの浮気が発覚したから「すぐに離婚」ではなく、以下のような浮気関係だと修復可能性は高いと言えます。
パターン①
浮気相手のせいで仕方なかった、などと責任を相手に押し付けている
パターン②
金曜日の夜だけ、土曜日の日中だけ、など会っている時間帯が限定的である
上記のように、浮気相手に責任転嫁したり、密会時間が不規則で長時間でない段階なら、パートナーも本気で浮気相手と一緒になろうと考えていないため、修復出来る可能性は高いと言えるでしょう。
修復の可能性が低いケース
一方でパートナーの浮気が発覚して、以下のような浮気関係だと修復の可能性は低いと言えます。
パターン①
決定的な証拠を見せても浮気相手は悪くないと庇うような態度を見せる
パターン②
毎週末デートを頻繁にしたり、無断で浮気相手と宿泊を重ねている
上記のように、問い詰めても、浮気相手の姿が見え隠れしないような態度を取ったり、密会を自粛せず、あなたの気持ちを考えずに長時間、かつ回数を重ねて密会をしていると、パートナーは離婚して浮気相手と一緒になろうと考えている恐れがあるため、修復出来る可能性は低いと言えるでしょう。
修復が難しいと思ったら
離婚にあたり準備しておきたいモノ
もし、パートナーの浮気が原因であなたの今おかれている状況が離婚もやむを得ないと判断した場合は以下のモノが手元に準備出来るか確認しましょう。
【共有財産】（以下、一例となります）
‐預貯金（通帳のコピー）
‐パートナーの収入（所得証明や確定申告）
‐土地や建物（登記簿謄本）
‐車両（自動車登録証）
‐家具や電化製品（購入時の領収書）
‐年金（年金分割の情報通知書）
‐生命保険（契約書）
【浮気の証拠】（以下、一例となります）
‐LINE（やり取りの履歴）
‐ボイスレコーダー（会話音声）
‐電話（着信履歴）
‐日記（日々の行動記録）
‐探偵の証拠（現場写真）
特にパートナーの性格上、弁護士を通して慰謝料、財産分与、親権などを争う可能性があるならば、証拠集めは非常に重要なので、今一度手元にある証拠資料が十分かどうかの検討は必須と言えるでしょう。
証拠集めについては下記の記事が参考になります。
離婚にあたり準備しておきたいコト
大阪で探偵業をする中で、離婚した後に依頼者様が不安に考えておるコトは「子育て」と「お金」の2つがほとんどで、逆に別れを決断するストッパーになっているケースも沢山見てきました。
子供にとってプラスなのか
たとえ夫婦の関係がどんなに悪化しても、浮気をしたパートナーは子供にとって大好きな親である事実に変わりはありません。
浮気トラブルは夫婦間の問題なので、あなたが一番幸せになれる選択肢を取るのがベストですが、それと同時にどうすれば子供も幸せになれるかも考える必要があります。
特に小学生を超えると子供は親の感情を感じ取れると言われています。
あなたがパートナーを憎んでいて、子供にも会わせたくないと考えていたとしても、その感情を押し付けるのは間違っているでしょう。
あなたの感情と子供は完全に切り離して、子供の意見を聞いた上でパートナーと定期的に面会するかどうかの判断を委ねるようにしましょう。
【仮面夫婦について】
大阪で探偵業をする中で依頼者はパートナーとすぐ離婚したいと考えていても、子供が浮気をしたパートナーのことが大好きで別れるのを躊躇されるケースは非常に多いです。特に依頼者が女性で旦那が浮気しているパターンで頻繁に発生する事案で、悩む女性依頼者様を沢山見てきました。こういった場合に仮面夫婦として生活をしていく選択をすることもあるでしょう。仮面夫婦とは夫婦間に一切の愛情がないが、親の責任を全うするため、成人や独り立ちするまで離婚を引き延ばした状態のことを言います。もちろん、仮面夫婦は1つの選択肢です。修復か離婚のハッキリした決断ではありませんが、子供の気持ちとこの後に解説する経済面であなたが納得出来る状態なら悪くない決断と言えるでしょう。ただ、あくまであなたの幸せを最優先しましょう。浮気された現実がフラッシュバックしたり、パートナーと顔を合わせるだけでメンタルが不安定になるようなら、子供が独り立ちするまでに離婚して離れて暮らしていくべきと言えます。
経済的に自立できているのか
すぐに離婚してもあなたには今まで通りの生活レベルを保つほどの経済力はあるでしょうか？
特に子供がいる場合は家庭を支えていくことになるので、「お金」を一切考慮せずに、すぐに離婚することは一度立ち止まるべきと言えます。
別れた時にあなたの手元に入ってくる収入と生活で出ていく支出を整理した時、生活が立ち行かなくなりそうなら、今すぐに離婚すること自体考え直さなけらばなりません。
先程解説したように、収入を増やすための助走期間のために仮面夫婦を続けながら、実家の支援や見直せる固定費はないかを検討しましょう。
離婚の手順について
離婚には3つの方法がある
基本的に離婚は離婚届に必要事項を記入、お互いの署名と捺印をした後、役所に提出したら完了ですが、スムーズに事が進むことはなく、お互いが納得いくような離婚が実現出来るよう、以下の3つの方法があります。
①協議離婚
夫婦の話し合いで離婚をする方法で、離婚した夫婦の90%はこの方法で婚姻関係を解消していると言われている。財産分与や親権者、養育費などの条件にお互いが納得して、離婚届を役所に提出します。
②調停離婚
お互いの希望する条件に折り合いがつかない、もしくはどちらか一方が離婚を拒否している場合は家庭裁判所の調停で離婚をしていくことになります。通常、調停期日は月1回のペースで行われ、たった一度の調停で合意に至ることはないので離婚するまでに時間が掛かることもあります。合意に至ると、調停調書が作成されるので離婚届とセットで役所に提出して離婚が成立します。
③裁判離婚
何度も調停をしているにも関わらず合意に至らない、浮気したパートナーが調停に出席せず、話し合いが進まない場合は調停不成立となり、離婚裁判を提起することになります。
協議離婚で注意すること
今までの浮気調査で探偵に依頼をされてきた大阪在住のほとんどの方が協議離婚で婚姻関係の解消をされてきましたが、その中でも特に重要な注意点があります。
それは口頭のみで取り決めを行ってはいけないということです。
取り決めとは浮気に対する慰謝料、財産分与、養育費のお金に関することで、あなたが生活していく上でとても大事な要素と言えるでしょう。
これらの取り決めは口頭や適当な用紙に記載して捺印したものではなく、必ず「強制執行認諾約款付きの公正証書」にして作っておかなければなりません。
養育費や慰謝料の分割などは滞りなく毎月支払ってもらえる保証はなく、パートナーの気持ち1つで支払われないこともあるかもしれません。
「強制執行認諾約款付きの公正証書」とは浮気したパートナーからお金が支払われなかった時に裁判所から相手の給与や資産を差し押さえるなどの強制執行を行うことが出来る契約書のことを言います。
取り決めをしただけの普通の契約書だと強制執行の文言を入れることが出来ないのでいかに公正証書の作成が大事かが分かるかと思います。
浮気の証拠が必要なら「カモシカ探偵社」へご相談ください
今回は実際に大阪の探偵の現場で浮気が原因で離婚トラブルに巻き込まれた依頼者様の体験談を元に離婚するための必要なコトや手順について解説しました。
離婚は書面を役所に提出するだけで成立しますが、離婚した後の生活や子供のことを配慮すると準備がいかに大切か実感します。
結婚と違い、離婚の方がエネルギーがいったという依頼者様の声があるように、楽になりたい気持ちから準備もなしに離婚してしまう方も少なくありません。
もしあなたがそうなりそうなら一度立ち止まってみましょう。
あなたが幸せになるためには離婚する前の準備が重要なのです。
- 証拠を確実に掴みたい！
- 行動調査で情報を集めたい！
- 人物の身辺を調べたい！
証拠や情報の取得で悩んでいらっしゃるなら、大阪の探偵社として関西エリアで圧倒的な実績をあげているカモシカ探偵社へ一度ご相談下さいませ。
カモシカ探偵社は尾行のプロ集団として調査の成功を徹底的に追及しています。
調査に自信があるからこそ出来る成功報酬制やハズレ保証といった独自のプラン。
※成功の定義は案件毎に依頼者様と取り決めを行います。
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