マッチングアプリの登場から早10年は経過しました。
アプリで付き合ったり、結婚をするカップルが普通の社会になったと思います。
もはやマッチングアプリは恋愛や婚活の定番の出会い方の1つと言っても全く不思議ではありません。
ブライダル総研の「婚活実態調査」によると2019年以降同比率はほぼ横這いで、年代別による顕著な差はなく、周りの知り合いのうち4人に1人が恋愛・婚活目的のマッチングアプリ利用経験があるというデータがあります。
※パパ活目的の出会いは含みません。
マッチングアプリで良い恋愛が出来たら何も問題はないのですが、苦い経験をしたことのある方も少なくないはずです。
それが「まさかこんな人だったなんて…」問題です。
相手の素性が見えにくい分、初めて会った時の相手に対する期待値が高くなる傾向があるのが大きな要因です。
そこで今回は現役の探偵がマッチングアプリ経由で実際に起こったトラブル事例を元に交際相手に関して知っておくべき5つの情報についてお答えします。
※現在、気になる相手や交際相手がいるが、素性が見えにくいんです…、といういう方の参考になります。
こんなキッカケは要注意!?
「マッチング」→「数回のやり取り」→「実際に会う」という一般的な流れの中で、以下のような考えで現在お付き合いしている相手がいる方はトラブルに巻き込まれる可能性があります。
トラブルになりやすい付き合ったキッカケ
パターン①
“アプローチされたから付き合った”
パターン②
“とりあえずの彼氏/彼女が欲しかった”
パターン③
“身体の関係優先で付き合いを始めた”
パターン④
“自分よりもかなり歳上/歳下が良かった”
パターン⑤
“結婚を急ぐあまり相手を選ばなかった”
探偵に寄せられる相談の大半は上記の5つのどれかに当てはまることがほとんどです。
次に実際にどのようなトラブルがあるか事例を紹介したいと思います。
相談事例
私は32歳、電気メーカーで営業事務として働くユミと申します。同期で入ったメンバーからも結婚した人が増えてきて、「彼氏の1人くらいいないとやばいんじゃ…」という焦りもあったのでしょう。友人に実際に彼氏出来たから!とオススメされたWITHというマッチングアプリを1年前から始めることにしました。アプリを初めて1週間目にマッチした40歳の男性(現在の彼氏)は他の男性では中々続かないメッセージもスムーズに出来たり、共通の趣味で話が盛り上がったので、初回デートは一緒にイタリアンを食べに行くことになりました。直接会った後はとんとん拍子に付き合うことになり、今で付き合ってちょうど1年になろうとしています。ただ、彼に関していくつか引っ掛かる部分があるのです。基本的に平日の夕方以降しかデートしてもらえなかったり、家に遊びに行きたいとお願いしても介護中の両親がいるから無理だ、と言われています。免許証やマイナンバーカードはもちろんのこと、スマホも常に肌に離さず持っているタイプなので探ることも出来ません。最近は名前自体も偽名なのでは?と疑心暗鬼になるようになっています。私も若くはないし、次に付き合う男性で最後の恋愛にしようと考えているので彼に確信を突いた質問を出来ずにいる状況です。このままダラダラ付き合いを続けるべきか本当に悩んでいます。
今記事を読んでいるあなたは似たような悩みを抱えていないでしょうか?
アプリで付き合う前に必ず確認すべきこと
先程の事例のように付き合いを焦るあまり、交際相手の選択に失敗するケースはあります。
特に探偵に相談や依頼される30代/40代の方は顕著でアプリで知り合った相手の素性が怪しいという事例は山のようにあるのです。
そこで探偵目線で確認しておくべき相手の情報を5つ紹介していきます。
もし今から紹介する5つのうち、1つでも欠けていると「こんな人だと思わなかった」というトラブルに巻き込まれる可能性があるので、今のうちにさりげなく相手に聞くようにしておきましょう。
①氏名
アプリ上では下の名前を少しだけ変えて登録している方が多いようです。
付き合いが深くなれば本名を漢字で教えるのが普通でしょうが、相手が濁すようでしたら免許証を見せてもらったり、ホテルにチェックインする時の宿泊者名簿を盗み見するようにして下さい。
②現住所
探偵に相談される方のほとんどは交際相手がどこに住んでいるか分からない、マンションは知っているが部屋番号までは分からない、というパターンが多いです。
特に実家暮らし、シェアハウス、両親の看病で自宅住所を誤魔化す手法は既婚者男性の常套手段なので自身の交際相手にあてはまっていないか確認してみましょう。
③勤務先
どこで働いているか、その会社でどんな仕事をしているかは特に女性にとって、結婚を見据えた付き合いになると重要な要素です。
一方、男性側では相手女性が黙ってラウンジやガールズバー、風俗店で働いているかもしれないという相談も受けることが多いです。
④車/バイク/自転車
電車などの公共交通機関があまり整っていない地域に住んでいる方の中には「アプリで知り合った相手と会う=車デート」というのも少なくありません。
いつも車だと相手の素性が見えにくくなってくるので、パーキングに停めた時などに正面からと後から撮影した車両の写真を証拠として残しておきましょう。
⑤電話番号
残念ながらマッチングアプリの中には、男性だとヤリモク、女性だと金銭搾取という目的のため、プライベートで使用しているのとは別にスマホを持ち歩いている人もいます。
何かあった時のため、普段、あなたがLINEやその他SNSのメッセージでしかやり取りさせてもらってないなら相手の電話番号は入手しておくべきです。
相手の電話番号を簡単にゲットする方法
デート中に焦った様子で「ヤバイ!どこかでスマホ落としてる!鳴らしたいからスマホ借りていい!?」と相手に聞いてみましょう。
自分で聞き出せないなら
相手の素性は知っておく必要がある、と頭の中で理解していても”何となく聞きづらい”であったり、”嫌われたらどうしよう”とブレーキがかかる人もいるでしょう。
そんな時は探偵業者を検討するのも1つです。
先程紹介した5つの情報のうち、どれか1つでも把握していれば、交際相手の素性を明らかにしてくれます。
まとめ
今回は探偵業界で急増しているマッチングアプリをキッカケに知り合った異性とのトラブルを防ぐために知っておくべき5つの個人情報についておこたえしました。
相手の恋愛感情を利用して結婚を匂わせたり、金銭を搾取するトラブルはあとが立ちません。
自分は絶対大丈夫!と思っていても、好きになってしまうと相手のモヤは目をつぶってしまうものではないでしょうか?
今、そして、これからアプリでお付き合いする相手を探そうと考えている方は今回紹介した5つの情報が分かっているかを意識するようにして下さい。
~アプリ交際はカモシカ探偵社へ!~
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